患者さまからの質問002: 鍼はささなくても効果があるのですか?
当院の鍼灸治療は接触鍼という特殊な鍼の治療法です。
→鍼は刺さなくても十分な効果があります。
先日、別の鍼灸治療を受けた経験のある患者さまから
当院の治療をうけたあとにメールをいただきました。
(以下メールの内容です)
30代 男性より 正直なところ、先日鍼治療受けましたが痛みとかあまり感じませんでした。 ホームページによると痛みの無い鍼治療だそうですが、本当にこのやり方で治るのでしょうか? |
別の治療院の鍼灸治療を受けてから当院の治療をうけると
このような疑問を持つ方がいらっしゃいます。
一般的な鍼灸治療はやはり痛い
鍼治療というと、
「ステンレス製の鍼をトントンと皮膚下へ数センチくらいまでさして数分間放置した後に抜く。」
みたいなのがイメージにありますね。
実際、世の中のこういうやり方が主流です。
このやり方のデメリットは鍼が皮膚面を突き刺すときにある程度の刺激(痛み)を伴います。
当院の接触鍼とは
当院の接触鍼は「東洋はり医学会式」の標準的な治療方法です。
銀とステンレスの2種類の鍼を使い、
補(気を補う)の時は銀、瀉(気を抜く)の時はステンレスを使います。
この鍼を皮膚面に当て身体の気の流れを調整しています。
気の流れが良くなれば症状も改善していきます。
接触鍼は痛くないのが最大のメリット
この方法のメリットは感じる刺激量が少なく、痛みがほぼないことです。
接触鍼でも効果は十分
ツボ(経穴)は経絡上の皮膚面に存在します。
たとえば、三陰交(さんいんこう)という経穴があります。
婦人科の治療によく使われます。
皮膚面を刺激すればツボへの刺激は必要十分です。
三陰交の皮膚面に銀製の針を使って針先をそっとあてたり、
お灸を使って2秒程度近づけたり(接触しない)します。
昭和34年(1959年)に設立、これまでに3000名以上の鍼灸師を送り出しています。
イギリス支部をはじめ10以上の海外支部もあり、国内外に1,000名以上の会員がいます。
当院の鍼灸治療をおすすめしないひと
当院に通われている方の多くは痛みが苦手だったり、
肌の敏感な女性や子供です。
鍼は痛い方が好き、
お灸は熱いほうが好きという方には当院の治療はおすすめしません。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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