不妊症の臨床:小麦が原因と思われる皮膚炎

妊娠のしやすさと皮膚症状はリンクする

東洋医学では皮膚の状態と妊娠能は関連があると考えています。

 

例えば、アトピー性皮膚炎のような状態がつづいているとすれば

妊娠したい場合はマイナスです。

 

 

 

今回の症例は鍼灸の治療効果ではありませんが、

生活指導により皮膚症状が改善した例を紹介します。

 

・原因不明の発疹

30代女性、

約10日ほど前に胚移植(体外受精)を実施し血液検査にて着床を確認しています。

 

ほぼ同時期に全身に原因不明の発疹の出現、

赤みと強い痒みを伴います。

 

(写真は皮膚炎発症して3日後、左上腕部)

30代女性、約10日ほど前に胚移植(体外受精)を実施し血液検査にて着床を確認しました。

 

・皮膚科受診

皮膚科でポララミン(かゆみ止め)を処方されたそうです。
服用すると一時的に痒みが緩和されるが、
時間がたつと痒みと発疹が再発するとのこと。

 

 

・3日後、当院受診

赤みはやや引いているが顔面から首、両腕にかけて発疹あり。

 

うどんが食べたくて、小麦は時々摂取しているとのこと。

(当院では妊娠を希望されるかたには小麦を控えるように指示しています。)

小麦製品は一切中止するように再度指示。

 

・中止して5日後(当院受診時)

発疹消失。

 

・グルテン過敏症

小麦製品に含まれるグルテンはアレルギー症状を発症することがあります。

いわゆる「グルテン過敏症」です。

この症状は通常のアレルギー検査*ではみつけられません。

 

*グルテン過敏症は遅発型アレルギー、皮膚科で行われるアレルギー検査は即時型アレルギーのため。

 

まとめ

妊娠時は身体の抵抗性が大きく変動します。

 

今回の場合は、

妊娠したことで身体の抵抗性が落ちて皮膚症状(蕁麻疹)が発現したことが考えられます。

実はこのような症例は珍しくはありません。

 

原因不明の皮膚炎になってしまったら

妊娠の有無にかかわらず

「小麦製品の摂取を控える」ことを実行してみてください。

 

妊娠時は小麦を控えて

基本的に妊娠を希望される場合は

小麦製品は控えたほうがよいようです。

 

不妊症の臨床: まず小麦を控えましょう

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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