子宮にやさしいオーガニックコットン
→生理痛が気になる方はオーガニックコットン製の生理用品を試してみましょう。
生理痛が起こるしくみ
生理痛は、子宮が収縮して経血を排出するときに起こる痛みですが、
この収縮を促進する物質にプロスタグランジンというものがあります。
プロスタグランジンは、血管を収縮させる作用も持っているため、血液の循環が悪くなります。
体が冷えると、血液の粘度が上がり、さらに血液の循環が悪くなります。
その結果、骨盤内に血液が充血し、プロスタグランジンが過剰に分泌されて子宮収縮が強くなり、生理痛が悪化すると考えられています。
難しいことを省いて説明すると
子宮内の血流が低下→プロスタグランジンの濃度が増大→子宮収縮が強くなる→生理痛悪化
生理痛の鍼灸治療
鍼灸を使って子宮内の血流の改善をします。
例: 生理痛の予防時は大衝穴への温灸が有効なことがあります。
せんねん灸などを使って自己治療してみてください。
生理痛の漢方治療
芍薬甘草湯、当帰芍薬散などが有効なことがあります。
高分子吸収ポリマーが子宮を冷やす
一般的なナプキンは『高分子吸収ポリマー』という、水分を吸収して逃さない機能をもつ吸収剤を使っています。
しかしこの吸収剤は、水分を吸収するとジェル状になり冷たくなってしまい、
子宮を冷やしてしまいます。
これでは、血行が不良となり生理痛が悪化する可能性が大です。
オーガニックコットンは身体に優しい
一方、オーガニックコットン製の生理用品は、一般的な生理用品に比べて肌に優しく、
冷えや血行不良を引き起こしにくいというメリットがあります。
そのため、生理痛の予防に有効な可能性があります。
子宮腺筋症の痛みも軽減した
婦人科で「子宮腺筋症」の診断を受けた患者さんから
生理用品を変えただけで激しい痛みから解放された
というコメントをいただいています。
まとめ
生理痛でお悩みの方は
痛み止めに頼るまえに
オーガニックコットン製の生理用品を使ってみてはいかがでしょう。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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