よくいただくご質問をまとめました。
質問をクリックしてご覧ください。
ご不明な点がございましたら遠慮なくお問い合わせください。

治療費は毎回同じですか?
初診料、施術料は症状、病名にかかわらず同じです。(例 腰痛、難聴、不妊治療など)
今病院に通っているのだけど? 薬を飲んでいるのだけど大丈夫?
薬を服用しながら鍼灸治療を受けたいと考えている方も心配は要りません。
当院の院長は大学病院などで薬剤師として10数年の臨床経験がありますので、妊娠前や妊娠、授乳中の薬の服用についてもアドバイスしております。
病院の先生が忙しく薬の副作用や、生活の仕方についてあれこれ聞けなかったりしませんか。直接聞きにくいこともこちらで質問していただければ可能な限りお答えします。その場でお答えできないことは後日調べてお話させていただいております。
治療に対する刺激はどれほどですか?痛みを感じるか心配です。

鍼(はり)について
当院では髪の毛ほどの細い鍼を皮膚面にわずかにあてて治療効果を出していきますので、痛みはほとんど感じません。

灸(きゅう)について
人差し指の頭大の艾の山に線香を使って火をつけ、1/4程度燃えたところで取り去ります。じんわりと温かみを感じる程度です。
症状によって使うツボや治療法は異なりますか?
不妊治療といっても考えられる原因はたくさんありますので、使うツボは異なります。
鍼灸にもいろいろな考え方があると思いますが、どのような治療をしているのですか?
当院では東洋はり医学会式経絡治療を実践することを基本としております。

東洋はり医学会ホームページはこちら

肩こり、頭痛、冷え性なども治療してもらえるでしょうか。

当院では東洋はり医学会方式の経絡治療を実践しているので全身の症状に対応しています。

ぜひ他の症状も全てお話しください。

不妊症状に直接関係がないと思われる症状を改善することで視床下部へのストレスが減りホルモンの分泌が正常化され不妊症状も改善される可能性があります。

なぜ鍼灸は不妊症に効くのでしょうか
鍼灸治療が、卵巣子宮の血流を改善、ホルモン分泌の改善、受精卵の着床をしやすくすることは研究によって証明されています。 

「鍼灸治療が不妊症治療に有用である」と結論づけた海外論文の一部を紹介します。

病院の不妊治療と合わせて鍼灸治療を受けられますか。
もちろんです。
外科的な問題など鍼灸治療では解決できないこともあります。病院で言われている問題点などを院長にお気軽にお話しください。病院の治療スケジュールや問題点などを考慮して治療いたします。
生理中は鍼灸治療を控えたほうがよいか。
生理中であっても子宮、卵巣は機能していますし、生理痛に対応した治療もしています。生理だからと言って治療を控える必要はありません。
鍼灸治療はどれくらいの間隔で受けたほうがよいでしょうか。
状態により異なりますが、不妊治療の場合はだいたい週に2回から1回です。
補足として排卵日付近は治療を増やすと良い場合があります。詳しくは来院の際にご相談ください。
鍼灸治療の効果はすぐに表れますか
すぐに表れやすい効果と時間のかかる効果とがあります。ほとんどの方が複数の症状を訴えてい ます。治療を続けていく中で、それらの症状が少しずつ改善していくのが体感できると思います。 一般的には、慢性的な症状はある程度の治療回数が必要です。
どのくらいの期間 鍼灸治療をつづけ妊娠される方が多いでしょうか。
不妊の原因によってもさまざまなので一概に言えません。
参考に当院の過去のデータを公表してます。

当院における鍼灸不妊治療の成績について その1
当院における鍼灸不妊治療の成績について その2

病院での不妊治療が精神的に負担です。鍼灸治療だけで妊娠できないでしょうか。
鍼灸治療によって妊娠率を向上することは世界各国で証明されています。
しかし、器質的な症状など鍼灸のみで対応できないものもありますので、その症状がどんなものであるか判断する必要があります。
体外受精後に出血をしています。鍼灸治療を受けても大丈夫ですか。
体外受精後の出血は珍しいことではなく、受精卵および胎児の発育に影響するものではありませんので、鍼灸治療を受けても大丈夫です。
ただし、流産の心配がある場合は主治医に相談するようにしてください。
月経が不規則ですが、鍼灸治療で改善しますか。
生理不順は鍼灸で改善が期待できる症状の一つです。
鍼灸治療を受けてみましたが、効果が実感できませんでした。なぜでしょう。
鍼灸の治療の効果は人によって感じやすかったりそうでなかったり様々です。
特に、諸症状の少ない不妊症症状の方などは実感しずらいことも多いと思います。不妊症症状は一朝一夕に解決できるものではありません。
治療回数を重ねれば効果を感じやすくなりますので、最低でも5~6回くらいは治療を受けてみることをすすめます。
具体的に鍼灸治療を受けると何がどう変わるのでしょうか
当院では全身治療を実践しています。生理痛が軽減したり、頭痛、腰痛がかるくなったりとさまざまです。
排卵誘発剤を服用しているため子宮内膜が厚くなりません。鍼灸で改善できるでしょうか。
鍼灸治療で子宮内膜厚が改善する例は多数あります。他方、薬の副作用がでている場合もありますから、原因となる薬を中止したほうが良いこともあります。
薬で刺激しても卵子がたくさん採れません。鍼灸治療で改善できますでしょうか。
卵子があるのに卵胞が形成されない場合、治療により卵巣の血流を改善することができれば採卵 数を増やせる可能性はあります。
体外受精や胚移植、人工授精の前後の鍼灸治療は休んだ方がいいでしょうか。
体外受精や胚移植の直後に鍼灸治療を受けることでで妊娠する確率が上がるという報告がありますので、休まずに通院することをお勧めいたします。
40歳を超えています。妊娠する可能性はありますか。
一般に年齢が上がるにつれて妊娠する可能性は低下し、流産する可能性は上がります。
しかし個人差は大きく妊娠する方もたくさんいます。当院での初産での妊娠最高齢は46歳です。
持病の薬を飲んでいる関係で不妊治療に進むことをためらっています。
例えば、リウマチや糖尿病、抗不安薬を服用している方が当院の治療や栄養指導によって薬から離脱できたり、減量できたりして妊娠へ向けた身体づくりをできる可能性があります。
AMHが低いと言われました。鍼灸治療で改善できますか。
AMHとはアンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン) の略で、その値は卵巣内にどれくらい卵の数が残っているか、卵巣の予備能がどれほどなのかを反映していると考えられています。
AMHが示すのはあくまでも卵子の在庫の目安であって卵子の質、順調に育つかを示しているのではありません。
質の良い卵子ができれば妊娠する可能性は十分あります。
男性不妊にも鍼灸治療は効果がありますか。
精子は日々精巣にて製造されているので、男性の体調が精子の状態に反映されると思っていいでしょう。実際に、治療により精子の運動率や精子数が改善する例はたくさんあります。乏精子症や性機能障害(インポテンツ、射精障害など)の場合は治療の対象となります。
妊娠していますが、鍼灸治療を受けても大丈夫でしょうか。
妊娠中でも悪阻や腰痛、むくみ、逆子、早産予防、安産を訴えて鍼灸治療を受ける方はたくさんいます。鍼灸治療で流産率が上がることはありません。
体外受精で受精卵(または胚)を移植後および妊娠がわかっても鍼灸治療を続けたほうが良いでしょうか?
治療の継続をおすすめします。
治療により移植後の着床の安定、妊娠後の流産の予防に一定の効果があります。これは血流改善や免疫過剰反応の抑制によるものです。
安定期までは流産防止のため、中期以降は安産、胎児と母体の健康維持のため治療を継続する意義はあるでしょう。
治療時にどこまで身体を露出する必要がありますか。
治療する部位の基本は肘から下、膝から下です。加えて、腹部(みぞおちから下腹部~足の付け根)、背部は首~腰~仙骨付近です。顔は目と唇は除きます。 治療部位の図