「鍼灸治療が不妊症治療に有用である」と結論づけた海外論文の一部を紹介します。

・鍼治療を繰り返し受けると体外受精時に女性のうけるストレスが少なくなるという研究

 体外受精を受ける女性は少なからずストレスをうけます。これまで、鍼灸治療がストレスに対して有効なことはわかっていましたが数値化して証明した研究はありませんでした。

 この論文では繰り返しの鍼治療が、体外受精時のストレスを軽減するのに有効な手段であると結論づけています。

イギリス

(誌名)Fertil Steril 20152

(題名)A Comparison of Stress Levels in Women Undergoing Single Versus Multiple Acupuncture Session

胚移植前に鍼治療を受ける女性のストレスレベルの比較について

 

・胚移植時に鍼治療を併用すると体外受精の成功率があがるという研究

 体外受精時に鍼治療を併用すると併用しない時と比べて、妊娠率があがると言われています。

我が国の病院で鍼治療を実施することはほとんどないのですが、海外では体外受精時における鍼治療の応用について盛んに研究されています。

以下の論文ではいづれも「体外受精時に鍼灸治療を併用した際の有益性」を示しています。

 

デンマーク

Fertil Steril 20065月 

Acupuncture on the day of embryo transfer significantly improves the reproductive outcome in infertile women:

a prospective, randomized trial

胚移植の当日の鍼治療は、不妊女性の妊娠率明らかに改善する

 

米国

Fertil Steril 20089

ACUPUNCTURE PERFORMED BEFORE AND AFTER EMBRYO TRANSFER IMPROVES PREGNANCY RATES

胚移植前後の鍼治療は妊娠率を改善する

 

イタリア

Fertil Steril 20109

EFFECT OF ACUPUNCTURE ON RATES OF PREGNANCY AMONG WOMEN UNDERGOING IN VITRO FERTILIZATION.

体外受精時の妊娠率に対する鍼治療の効果について

 

米国

Fertil Steril 20119

COMPARISON OF OUTCOMES IN WOMEN WHO ACCEPTED OR REJECTED ACUPUNCTURE TREATMENT DURING IN VITRO FERTILIZATION AND EMBRYO TRANSFER (IVF)

体外受精および胚移植中に鍼治療を行ったまたは拒絶した女性の妊娠率について

 

以上

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

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