乾燥の季節に東洋医学で考える「肺」と「皮膚」「喉」のケア
~今日から始められる、ごま油うがい~
朝晩の空気がひんやりして、肌のつっぱりや喉のイガイガが気になる季節になりました。
東洋医学では、この時期の乾燥は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれ、体の「肺」にダメージを与えると考えます。
東洋医学の「肺」は、呼吸だけの臓器ではありません
東洋医学の「肺」は、呼吸のほかに皮膚と喉ともつながっています。
- 皮膚:「肺は皮毛(ひもう)を主る」といわれ、肺の状態は肌や体毛に表れます。
- 喉:喉は肺の入り口です。ここが乾くと、風邪やイガイガ、咳が出やすくなります。
- 性質:肺は潤いを好み、乾燥に弱いため「嬌臓(きょうぞう)=デリケートな臓器」とも呼ばれます。
つまり、秋に肌が荒れたり喉を痛めたりするのは、肺が乾燥の影響を受けているサインかもしれません。
アーユルヴェーダ式の喉ケア「白ごま油うがい」
そこで、私が毎日続けているセルフケアをご紹介します。インドの伝統医学アーユルヴェーダに伝わる、ごま油を使ったうがいです。
用意するもの
- 太白ごま油(白)(焙煎していない、透明でクセのないごま油)
本来のやり方
アーユルヴェーダでは、ごま油そのものを口に含んでうがいをします。
私のやり方(続けやすい簡単バージョン)
コップの水に、白ごま油を数滴垂らしてうがいをしています。これなら手軽で、続けやすいです。
続けるポイント
- 予防的に行うこと:痛くなってからではなく、痛める前から始めます。
- 毎日1回:歯みがきのように習慣にします。
院長の実体験
私はもともと、喉を痛めやすい体質でした。ところが、ごま油うがいを続けるようになってから、喉を痛めにくくなりました。
アナウンサーなど、声を使うお仕事の方にも取り入れられている方法だそうです。
今日から始めてみませんか?
特別な道具は要りません。台所にある油と水があれば始められます。まずは1週間、お風呂上がりや就寝前など、決まったタイミングで試してみてください。
乾燥の季節、肺と喉を労わって、元気に冬を迎えましょう。
※個人の体験にもとづくセルフケアです。効果には個人差があります。油は飲み込まないよう、ご注意ください。ごまアレルギーのある方は行わないでください。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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