その“梅干し皺”、実は下半身の冷えが原因かもしれません

鏡を見たとき、顎にポコポコとした凹凸のシワができていませんか?
口を閉じた時に顎へ力が入り、まるで梅干しのようなシワが出る状態を「梅干し皺」と呼びます。

実はこの梅干し皺、単なる表情のクセだけではなく、下半身の冷えと深く関係していることがあります。

梅干し皺は“オトガイ筋の緊張”で起こる

顎には「オトガイ筋」という筋肉があります。
この筋肉は下唇を持ち上げる働きをしていますが、過剰に緊張すると顎に凹凸のシワが定着してしまいます。

特に、

  • 食いしばり

  • 顎関節の緊張

  • 無意識の力み

がある人は要注意です。

そして東洋医学的に見ると、こうした上半身の緊張は、下半身の冷えによるバランスの乱れから起こるケースが少なくありません。

なぜ下半身が冷えると顎が緊張するの?

身体は冷えを感じると、無意識に力が入りやすくなります。
特に下半身が冷えると、身体を守ろうとして上半身や顎周囲が緊張しやすくなります。

すると、

  • 顎関節が硬くなる

  • 食いしばりが増える

  • オトガイ筋が常に働く

という流れになり、梅干し皺が深くなっていくのです。

「顎だけマッサージしても戻ってしまう…」という方は、下半身の冷えに目を向けることが大切かもしれません。

今日からできる予防法

① 下半身・足首を冷やさない

ポイントは「温めすぎる」ではなく、冷やさない工夫です。

  • 足首を出しっぱなしにしない

  • 薄着でも下半身は守る

  • 夏の冷房対策をする

  • 冷たい床に素足で長時間立たない

これだけでも身体の緊張は変わってきます。

② 顎関節周囲の力を抜く

日中、「今、歯を噛みしめてないかな?」と確認してみてください。

本来、上下の歯は軽く離れているのが自然です。
食いしばりのクセに気づくだけでも、オトガイ筋の負担は減っていきます。

③ お灸で“冷えの通り道”を整える

下半身の冷えには、任脈の滞りが関係していることがあります。

セルフケアとしておすすめなのが、

  • 神闕

  • 関元

  • 中極

  • 会陰

へのお灸です。

お腹まわりがじんわり温まり、下半身の巡りが整うことで、顎の力みが和らぐ方も多くいらっしゃいます。

顔だけでなく“身体全体”を見ることが大切

梅干し皺は、単なる美容の問題ではなく、
「身体が冷えて緊張していますよ」というサインかもしれません。

顎だけを何とかしようとするのではなく、
下半身の冷えや身体全体のバランスを整えることで、自然と表情が柔らかくなることもあります。

「最近、顎に力が入る」
「口を閉じると梅干し皺が出る」

そんな方は、まず“足首を冷やさないこと”から始めてみてください。

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

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