「夜間尿が気になるから デパスを服用しています!」

前回のつづきです。

20代の女性の患者さん

不妊症の改善のために来院されました。

卵巣年齢が40歳以上との診断を受けたそうです。

(AMHについては先日のブログで書きました)

 

問診をして気になった点

「中途覚醒が2回あるのでデパス服用している」

 

よくよく聞くと→夜間尿のため

ためだそうです。

 

つまり、夜間尿のない身体になれば薬は不要になりますね。

 

東洋医学で言う腎経の変動には水の出入りが関連します。

この夜間尿 東洋医学でいうところの腎経のバランスの欠如の典型的な例です。

 

 

腎経の虚を改善すれば

→夜間尿改善

→中途覚醒なし

→眠りの質も改善

→ホルモンバランスの乱れ改善

→おそらく基礎体温の乱れもある程度改善してくる

 

一石二鳥も一石三鳥もありそう。

 

デパスのんでも腎経の乱れは改善しませんよ。

ホルモンバランスだってそのまま。

 

飲み続ければ 薬剤耐性がついてデパスなしでは眠れなくなる。

 

まして妊娠希望ですから 赤ちゃんへの薬の影響も考えなくてはいけません。

 

さらに腎経のバランスは生殖能力にも関連します。

 

鍼灸の治療で 腎虚を改善すれば 夜間尿がなくなり 

デパスを飲まずにぐっすりと眠ることができるようになります。

 

そして 結果として生殖能力が高まります。

 

 

東洋医学的に身体のバランスを整えると 

飲まなきゃならなかった 薬を楽に減らす可能性があがります。

そして 本当の健康な体に近づくことができます。

 

どっちが理想か一目瞭然ですね。

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