不妊症の鍼灸治療 FSH高値、AMH低値 ホルモンバランスを調整して自然妊娠

今日は不妊症を訴える33歳の女性です。

・主訴は不妊症

結婚して2年 妊娠を意識して1年半。

近所の不妊治療専門病院に通い人工授精、体外受精とすすんできました。

しかし、うまくいかず、病院のホルモン検査で

FSH 15 、AMH 0.5 と判明。

その状態でホルモンバランスの調整を目的に病院での治療を中断して当院を来院しました。

 

・AMH アンチミューラリアンホルモン または抗ミュラー管ホルモン と言われ

卵巣予備能の指標とされています。

この値から卵巣年齢が算出され 

0.5だと 卵巣年齢は45  

ということでショックを受けている様子でした。

このAMHは妊娠率と相関していません。

20代であってもAMHは低い人も高い人もいます。

AMHが0であっても妊娠・出産するひともいます。

あくまでもAMHは同じ年齢層で卵巣予備能が多いか少ないかを判断する基準であり

妊娠できるか否かを示すものではありません❗

今回の場合は患者さんが30代であり、ホルモン値以外はこれといって問題がなさそうということから

3ヶ月-半年くらいで妊娠できるような状態にしましょうと伝えました。

・その他の症状

眠りが浅い →肝、ドライアイ→肝

生理痛がある→腎

疲れやすい→碑

 肩こり 

・証の決定

一般に不妊治療など生殖器の問題→腎 の変動があるとされています。

今回は腎以外に肝の症状もあります。

治療1回目  12月1日

肝虚証 左 曲泉 左陽池 補法

治療2回目  12月8日

とくに大きな変化なし。
眼の疲れがあるとのこと。

肝虚 左 太衝、太谿 補法

治療3回目  12月15日

肩こり、眠りの状態の不変

肝の実と虚を取り違えたと考えた。

脾虚肝実 左 太白、大陵 補法

<中略>   以後、週一回のペースで治療

治療21回目 4月24日
 生理が遅れており簡易検査薬で妊娠反応あり。

治療23回目 5月8日

 胎嚢確認 妊娠5週

 とりあえずは妊娠初期のため安定期まではこのまま治療を継続
 

・考察

今回は週1回 半年の鍼灸治療でホルモンバランスを整え自然妊娠できた症例である。

 一般的な病院治療の場合 ホルモンバランスが乱れると不足している場合は人工的なホルモンの補充が試みられる。

しかし、今回のようなホルモン過剰の場合 薬による手段がなく経過を待つしかありません。

今回の例ように鍼灸治療の場合はホルモン分泌過多であっても適切に処置すると分泌の改善がみられたと予測ができる。

 ホルモン分泌の改善は基礎体温表の経過から予測しております。

「 ホルモンバランスの乱れが原因の不妊治療に鍼灸治療は有用な手段である 」

ことがわかった例です。

ホルモンの乱れにはりきゅう治療ぜひ試してみてくださいね。

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

浦和駅前 不妊治療 鍼灸研究所 たまはりきゅう院

1422

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

sixteen − 10 =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL