「目の疲れ」が 「首の痛み」になっていた
身体はすべて繋がっている シリーズ
スマホ・パソコン作業が続くと、なぜか首が回りにくくなる…。
その意外なつながりと、今日からできるセルフケアをご紹介します。
目を使いすぎると、なぜ首がつらくなるの?
「朝起きたら首が痛い」「首が左右に回しにくい」という症状、心当たりはありませんか?
実は、こうした首まわりの不調には眼の疲れが関係していることがあります。目を長時間酷使すると、そのストレスが頸部(首)に現れ、寝違えや首の可動域の制限として出てくることがあるのです。
東洋医学では、身体の各部位はすべてつながっており、眼と首、そして足の指には深いつながりがあると考えます。
自分でチェックしてみよう:足の親指テスト
首の不調は、同じ側の足の親指に現れます。次の方法で左右を比べてみてください。
1椅子に座り、片方の手で足の親指をやさしく持ちます。
2親指を上下にゆっくり動かし、動きの硬さや可動域を確認します。
3左右で比べてみましょう。動きにくい側はどちらですか?
4動きの悪い側の足 = その側の眼が疲れているサインかもしれません。
こんな症状がある方はぜひ試してみてください
- 首が左右どちらかに回しにくい
- 朝起きたときに首がこわばっている
- パソコンやスマホ作業が多い
- 目の奥がじんわり重い感じがする
ツボ温灸でセルフケア:攅竹(さんちく)
足の親指の動きが悪い側がわかったら、同じ側の「攅竹(さんちく)」というツボに温灸を行います。
攅竹(さんちく)
眉毛の内側のはじ、少し凹んでいる部分。眼精疲労や目の充血、頭痛にもよく使われるツボです。押すとじんわり感じる場所を探してみてください。
1足の親指の動きが悪かった同じ側の攅竹を確認します。
2せんねん灸(温灸)を1壮、攅竹にあてます。
ドラッグストアで手軽に購入できます。
3温灸後、もう一度足の親指の動きを確認してみてください。
4左右の動きがそろっていればうまくいっている証拠。首の動きも改善しているはずです。
ポイント:せんねん灸などの市販の温灸シールタイプでも十分です。
熱さを感じたらすぐに外してください。
なぜ眼のツボが首に効くの?

東洋医学では、眼・首・足の親指はひとつの「経絡(けいらく)」のライン上にあると考えます。
目の疲れによって経絡の流れが滞ると、その影響が首に現れ、さらに足先の動きにまで及びます。
攅竹への温灸は、この流れを整えることで首の緊張をゆるめ、動きの回復を促すと考えられています。
足の親指の左右差というわかりやすい変化で、ご自身でも効果を実感しやすい方法です。
まとめ:今日からできる3ステップ
足の親指を左右で動かして比べる → 動きにくい側の攅竹に温灸 → もう一度親指の動きを確認。
身体のつながりを感じながら、ぜひ試してみてください。
症状が続く場合や、強い痛みがある場合はお気軽にご相談ください。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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