頭皮をみればストレス度がわかる?
→ 百会(ひゃくえ)から読み取るこころとからだのサイン
「最近なんとなく疲れが抜けない」「イライラが続く」
そんなとき、実は“頭皮”にサインが出ていることがあります。
東洋医学では、頭の頂点にある**百会(ひゃくえ)**というツボはとても重要なポイントです。
百会は、左右の耳の上を結んだ線と、顔の中心線が交わる頭のてっぺんにあります。
経絡が交わる要所であり、精神状態とも深く関わる場所。
スピリチュアルな概念では「第7チャクラ」に相当するとされ、心身の統合や意識の安定に関係するといわれます。
■ 理想の頭皮の状態とは?
健康な百会周辺の頭皮は、
指で触れるとやや弾力があり
つまむと少し動く
押しても痛みや強い緊張がない
この「適度なゆるみ」がとても大切です。
頭皮は“からだの緊張の最終地点”とも言われます。肩や首のこわばり、精神的ストレスが続くと、その緊張は最後に頭頂部へ集まりやすいのです。
■ ストレスが溜まるとどうなる?
強いストレス状態では、百会(第7チャクラ)付近の頭皮が
板のように硬い
頭蓋骨に張り付いたように動かない
押すと鈍い痛みがある
といった変化が見られます。
東洋医学的には、気の巡りが滞り「上実下虚(じょうじつかきょ)」の状態になりやすいと考えます。
エネルギーが上に偏り、下半身が弱る状態です。
その結果として、
痔(肛門部のうっ血)
不妊傾向(骨盤内の循環不良)
などの兆候につながる場合もあります。
「頭と骨盤はつながっている」という視点は、鍼灸臨床でもよく実感されるところです。
自分でできるストレス除去法
硬くなった頭皮は、日々のケアでゆるめることができます。
① ブラッシングで頭皮を動かす
おすすめは
豚毛
イノシシ毛
木製(柘植の櫛など)
といった静電気をためにくい自然素材のブラシ。
朝晩、百会に向かって放射状に優しくとかすだけでも、頭皮の血流は改善します。
ポイントは「髪」ではなく頭皮を動かす意識です。
頭皮がじんわり温かくなれば理想的です。
例 これがよかった
② 顎関節のストレッチ
頭皮の硬さと密接に関係するのが顎関節です。
顎が緊張すると、側頭筋が固まり、そこから頭頂部へ緊張が波及します。
簡単なセルフケア
口を大きくゆっくり開ける
軽く開けた状態で下顎を前後左右に動かす
顎関節周囲を指先で軽くタッピングする
強くやる必要はありません。
“ゆるめる”意識が大切です。
③ 百会へのお灸
百会に温熱刺激を入れることで、
上にこもった緊張をゆるめ、全身の巡りを整えます。
方法
頭に薄い布をかませる
その上からせんねん灸などの台座灸を行う
※やけど予防のため、熱すぎないことを必ず確認してください。
ほんのり温まる程度で十分です。
頭皮はストレスのバロメーター
ストレスチェックの方法として、
百会を押してみる
頭皮が動くか確認する
顎の動きをチェックする
これだけでも、今の心身の状態が見えてきます。
もし百会がカチカチなら、それは「頑張りすぎ」のサインかもしれません。
まとめ
頭皮の柔らかさは、心の余裕の指標。
百会がふんわり動く状態は、気血が巡り、上下のバランスが整っている証です。
日々のブラッシングと顎のストレッチ。
ほんの数分のケアが、痔や不妊といった不調の予防にもつながる可能性があります。
「最近つらいな」と感じたら、まずは頭のてっぺんを触ってみてください。
そこに、あなたの今のストレス度が現れているかもしれません。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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