鍼灸治療のカルテ 2406冷え: 湯船は冷えを改善する道具
湯船に浸からない人は下腹部の気が不足(冷え)しがち
→妊活時は湯船に浸かって下腹部の気を充電して
妊娠したい人は湯船に浸かって
昨今、忙しいことを理由に入浴をシャワーで済ます人が増えています。
このような人は下半身の気が不足(冷え)しています。
*関元のツボ
下半身(関元)の気が足りないと下顎が硬く緊張してくるので、
顔を観察すると下半身の状態が判断できます。
毎日湯船に浸かることで夜間尿が改善した症例
70代 女性 主訴 難聴
その他の症状 夜間尿(夜は尿意のため2-3回起きる)
(*この症例は不妊症ではありません)
・入浴状況
お風呂はあまり好きでないので週2回くらいしか入らない。
・毎日入浴するように指導
2週間後ぐらいから、夜間尿が減り朝まで起きることがなくなる。
→冷えが改善され、夜間尿が軽減したと考えてよいでしょう。
下半身の冷えは美容上もよくない
下半身の気が不足していると(冷えている)
肩~首~顎周りの筋肉が緊張しがちです。
無意識に噛みしめが強くなり、顎のラインが崩れることもあります。
湯船は冷え症を改善する道具
毎日、湯船に浸かることができれば、
冷えが軽減し、
顎~首~肩の緊張が和らぐことが予想できます。
特に妊活時は子宮や卵巣がある「下腹部の気を充実」させ
冷えをなくしていくのが理想です。
入浴の時間を十分に確保して毎日、湯船に浸かることをすすめます。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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