不妊治療中、タンパク質の取りすぎが心配?

不妊治療中の女性はタンパク質を増やすことが妊娠への近道

女性は月経、妊娠、出産などで多量のタンパク質を失います。

そのため、通常の食事だけではタンパク質量の指標であるBUN(尿素窒素)が15を超えるのは結構難しいです。

通常でも体重50キロの場合は

肉や魚(200g)、卵(3個)などの動物性たんぱく質に加えて

プロテイン20gを一日2回取ることをすすめます。

(プロテインは少量から開始すること)

 

妊娠中はよりタンパク質量が必要

妊娠すると胎児に栄養が取られるため

BUNは急激に低下します。

 

妊娠中の場合は

プロテインの一日量 :50×1.5g=75g(体重50キロの場合)

程度まで増やしていきましょう。

私が愛用しているニチガ製AUSホエイプロテイン

*乳糖不耐性のひとはWPI製法のプロテインを選びましょう

 

タンパク質の取りすぎている人はいない

多くのヒトがタンパク質が不足しています。

たとえ、多すぎるタンパク質を摂取した場合でも

消化できないで体外に排泄されるだけですので

心配無用です。

 

自分のタンパク質不足を知る方法→BUN

→病院にて採血して検査できます。

BUNとは尿素窒素のことで、体内のタンパク質量を示します。

腎機能障害のない人の場合は体内のタンパク質が足りているか否かの指標になります。

 

BUN10以下 最重度のタンパク質不足

BUN10~15 重度のタンパク質不足

BUN15~20 軽度のタンパク質不足

 

BUN20以上が理想の状態です。

 

プロテインが食べられないひとは卵を食べる

さまざまな理由でプロテインを食べられない人は

卵を一日5個食べるようにしましょう。

 

高タンパク質は美容の基本

皮膚、髪の毛、爪、身体の組織のすべてはタンパク質から作られます。

タンパク質をたくさん摂取することができると組織の修復が活発になり

皮膚の状態がよくなり、肌の張りやくすみが消え皮膚は白くなります。

老化予防であり、美容にはとっても良いのです。

 

参考 藤川徳美著 すべての不調は自分で治せる

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

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