不妊症の原因とその対処について考えてみる
大雑把ですが、
昨今の不妊症人口が増えている原因は、以下の4つがあげられます。
- 晩婚化・晩産化
- 環境汚染
- 食生活の変化
- ストレス
上記の要因が、複雑に絡み合っており、不妊症の原因を作り出していると考えられることから、
これらの要因を可能な限り回避して生活することが妊娠への第一歩になります。
- 晩婚化・晩産化に対する妊娠への対策
当院に来る患者さんで妊娠を希望される方は30代後半の方が圧倒的に多い。
気持ちだけでも20代に近づけると妊娠しやすい。
具体的には夫婦生活の回数。
問診すると1~2回がおおい、
排卵日付近にだけ夫婦生活をしているということです。
これまでの経験上(当たり前なんですが・・・)、
夫婦生活の回数が多い人ほど妊娠する確率はあがります。
当院の患者さんで最高齢の自然妊娠は46歳です。
しかも初産。
この方、新婚さんだったんです。
ですから、夫婦生活の回数も週に4-5回はザラ。
それくらいになると顔にオーラ的な雰囲気が感じらるようになります。
つややかでなんかピカピカした感じのものが・・・。
(嘘くさいと思われるかもしれませんが、本当にそうなるんですよねえ~)
このご婦人は来院後、数か月で懐妊されました。
「年齢はただの数字。」
40代でも30代の身体をもつひとだっています。
それは普段の生活の仕方で変わっていきます。
オーラにでるくらい
夫婦生活を頑張るといいと思います。
二つ目 環境汚染
我が国はそれほど極端な環境汚染はありませんが、
注意したいのは煙草と薬です。
煙草はあらためて言うまでもないですね。
少なくとも妊娠を希望されている方は煙草はやめてください。
(副流煙もさけるようにしてください)
慢性的に薬が必要になっているかたは薬以外の対処が必要です。
添加物を気にしても
薬を気にしないひと 結構います。
少なくとも薬が健康にプラスになることはありません。
薬も立派な化学物質ですから。
救急的に使うのは仕方がありませんが、
基本的には薬がなくても正常でいられるように身体づくりをしていきましょう。
鍼灸治療などに置き換えて薬を減らすのも
妊娠への第一歩になります。
3つ目の食生活の変化
糖質(炭水化物、甘いもの、果物)の量を控え、
タンパク質量を増やしていきましょう。
特に小麦製品がくせものです。
完全になくすのは難しいので
せめて主食から小麦製品(パン、麵、ビールなど)はなくしましょう。
(これについてはあらためてお話しします)
4つ目のストレス
仕事をしながら妊娠を希望されているひとは注意してください。
怒る(怒られる)、哀しむ、怖がる(不安)などの不の感情は不妊症の原因になります。
仕事のし過ぎによる寝不足(疲れすぎ)も同様。
「不妊治療がうまくいかない」と感じている方は
仕事量を減らしたり、
場合によっては仕事をやめることも考えていったほうがいいでしょう。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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