スマートフォンの過度な使用は不妊症の原因になりえる

前回のブログでスマートフォンやタブレットの液晶画面から放射される

ブルーライトの危険性についてお話しました。

 

 

 

 

 

 

今回は

「液晶画面のブルーライトが不妊症の原因になりえる」 

というお話をしたいと思います。

 

 スマホってホントに便利です。

ゲーム、読書、新聞、YouTube、買い物、メールなど

生活必需品といっても言い過ぎではありませんね。

 

 

 しかし、スマホやタブレットの液晶画面から放射されるブルーライトは以下に示すように

体内リズム(サーカディアンリズム)を狂わせてしまいます。

 

  • 夜にスマートフォンやタブレットを使用すると睡眠を誘導するホルモンであるメラトニンの分泌を抑えてしまい、結果として、夜眠りにくくなり朝眠気がとれなくなります。

   Proc Natl Acad Sci U S A. 2015; 112: 1232-1237.

 

 これはヒトの視細胞には体内リズム(サーカディアンリズム)をコントロールする「第3の視細胞」があるためです。

夜間ブルーライトを一定量浴びると夜なのに昼であると身体が感じとってしまうのです。

 

   ブルーライト研究会ホームページより

 

 

  • 睡眠の質はホルモンの分泌に大きく影響する

睡眠は睡眠負債(睡眠不足)と体内リズムによって制御されています。

 

下記に示したようなホルモン分泌も睡眠と覚醒の移行レム睡眠、ノンレム睡眠の移行(体内リズム)に制御されています。

 

・成長ホルモン

・副腎皮質ホルモン(ストレスに対抗するホルモン)

・甲状腺ホルモン

  甲状腺ホルモンの分泌異常も不妊症にかかわっています。

・プロラクチン

 乳腺の発育促進、黄体刺激の作用があります。

・性ホルモン(黄体形成ホルモン、性腺刺激ホルモン)

 

田ケ谷浩邦 睡眠関連ホルモンの計測 生体工学 2008 45(2)169

 

 

黄体形成ホルモンは排卵を誘発する、妊娠に必要なホルモンです。

 

 

簡単にまとめると、

 

ブルーライトを夜間に一定量浴びると

昼夜の判断がしにくくなる

(睡眠不足も同様)

↓

体内リズムに誤差が生じる

↓

ホルモンの分泌が乱れる

↓

生理機能が正常に働かなくなる

↓

妊娠しにくくなる可能性大

 

 

夜間に長時間スマートフォンを使用するのと同様に

睡眠が不足していたり、夜更かしが多かったりしてもホルモン分泌が乱れます。

 

 

妊娠を希望される方は当然のことですが、

健康に過ごしていくためにも 夜の過ごし方を見直す必要がありそうですね。

 

 

電磁波障害について

 

当院の不妊症治療について  

 

 

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

 

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