逆子の灸は28週からがおすすめです

先日の患者さんは32週の逆子を治したい方でした。

一人目の時も逆子で来院されていた方で、ほぼ3年ぶりの来院でした。

 

 

今回は30週くらいから別の治療院で逆子の灸をしてもらっていたそうですが、

施術後、灸のあとが痛むとのこと。

 

みると三陰交付近に5mm大の火傷のあとができていました。

前の先生はお灸のドーゼ(火力)が強めだったようです。

 

 

お灸の仕方は術者によって異なります。

当院のお灸は比較的ソフトなやり方であるため

火傷後が残ることはほとんどありません。

 

 

32週と週数が進んでいたためなかなか直りにくかったのですが

37週の帝王切開の前日に

頭位になってくれました。

 

逆子の治療ですが

赤ちゃんの推定体重が1000g付近であればほぼ頭位になってくれます。

一般に、32週を超えると頭位になってくれる確率は下がります。

 

 

それでも、32週をこえていても検診時に初めて逆子と言われた場合

すぐに処置をしてもらえれば高い確率で頭位になります。

1000gを超えて逆子と言われ ひと月以上放置して32週でまだ逆子のような場合は

なかなか頭位になってくれません。

 

 

病院ではあまり逆子になっても積極的に直そうとしなくなりました。

28週を過ぎてもしくは体重が1000gを超えた時点で

逆子の灸を試していただくのが

理想なのかなと思います。

 

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

 

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4 × 3 =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL