逆子体操していますが、逆子がなおりません。
今回は 30代の女性です。
主訴は 29週で逆子です。
その他の症状
① 寝つきが悪い(ここ2ヶ月) →逆気症状💥 上半身が暑い
足のほてり
② 肩こり → 肺
③ 腰痛 → 腎
便秘
最近まで頭位だったらしかったが 最近 逆子を指摘されました。
病院の先生から
逆子体操、寝る向きを工夫するなどアドバイスを受け実践していたが
逆子は改善しなかったことから来院
①にまとめましたが 逆気の症状が多く見られます。
特に
寝つきが悪い→夜更かし傾向になる
これは逆子を考える上で一番改善すべきところ❗。
こういう方は逆子になってしまう可能性が高まります。
以上からこういう症状も取り除くことも逆子治療にかかせません。
腰痛、便秘の症状にみられるように腎虚の所見が多いことがわかります。
腎経を中心に治療すれば、逆気症状も軽減してくるものなのです。
上記治療にあわせて 定番のお灸を自宅でやってもらいました。
結果
1回の治療と自宅の灸で逆子は頭位へもどりました。✌
その他の
上記の逆気症状(2ヶ月続いた寝つきの悪さ、上半身の暑さ、足のほてり)
肩こり、イライラ、腰痛も軽減⬇️しています。
赤ちゃんは自分の心地よいと思う向きに配置するようです。❗
この方のように 逆気の症状があると 逆子になってしまう可能性が高まります。
ですから、定番の逆子治療だけでなく全体のバランスも整えることが必須です。
これを無視すると頭位になってもまた逆子になる可能性大。
この方の場合 29週と週数が浅かったので それほど苦労しないで頭位へもどりました。
一概に言えませんが 経験的には 34週くらいまではもどりやすいようです。
だいたい 5回の鍼灸治療で80パーセントくらいは頭位へもどります。
近頃の病院は医師の確保のため 37週を過ぎるとすぐに帝王切開の予定をたてます。
このように、週数がすすむと治療できる時間も限られてきます。
逆子の鍼灸治療を成功させる秘訣はなるべく早い週数で来院すること
夜更かししないこと❗
以上です。
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