歯周病は不妊症の原因になります(歯の話 その1)
○歯周病は不妊症の原因になります
「歯は磨いてはいけない」の著者 森 昭先生の講演を聴く機会がありました。
面白い話でしたので知っておいた方がよいと思う部分を何回かにわけて載せていきたいと思います。
身体の血液に細菌の入りやすい場所が2か所あります。
それが口と胃です。
特に口が厄介です。
一度血液中に入り込むと処置する手立てはないそうです。
血液中に入り込んだ歯周病菌が原因となって脳梗塞や脂肪肝、アルツハイマー、糖尿病の原因になります。
さらに歯周病菌は不育症の原因になりえます。
1996年アメリカのoffenbacher らが妊婦あるいは出産後3日以内の産婦に歯周病検査を行い 口腔内の60パーセント以上に歯周組織破壊が見られた妊婦は早産あるいは低体重児出産に対する危険率が7.5倍も高かったと報告しています。
注意すべきは歯垢(プラーク)です。
このプラーク内に歯周病菌がたくさん住んでいます。
うようよいますよ。
プラークコントロールはプロの手も借りましょう。
歯磨きと同時に定期的に歯科衛生士さんにプラークコントロールしてもらうことが大切です。
次回は歯磨きの仕方についてお知らせします。
以上
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