美顔と健康:顔は身体の鏡
「顔は身体の鏡」
→五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きが、それぞれ顔の部位に表れます。
*機能ではなく、見た目に絞っています。
- 額(ひたい)=小腸
押すと痛みがあったり、吹き出物やシミが見られたら小腸が弱っているサイン。
- 鼻=心臓
鼻頭が赤いのは心臓にストレス。
(鼻の機能:鼻水、鼻づまりは肺のストレス。)
- 頬=肺
乾燥や赤み、黒ずみは肺の不調の現れです。
顔だけでなく全身の皮膚面に肺のストレスが現れます。
- 唇=胃腸
口は消化管の始まり。唇の色つやが消化吸収のバロメーター。
口角炎は胃腸の弱りのサイン。
肛門の状態が下唇の中央に現れます。
- 口まわり=腎臓
口まわりは生殖器の状態を示します。(女性の場合は顕著)
黒ずみはホルモンバランスの乱れ。
赤みは「生殖器にストレスがかかっていている場合や、膣に炎症がある。
長引く吹き出物はおりものが多くなっている。
顎のニキビは腎経(腎臓の経絡)と関連します。
- 眉間=肝臓
眉間にできる「縦しわ」は肝臓にストレスがかかっているというサインです。
- 眼=肝臓
眼は眉間と同様に肝臓の状態を表します。眼の開き具合をみる。
- 眼の下=腎臓
お酒の飲み過ぎなどが続くと腎臓に負担がかかり目の下がむくみます。
眼の下のクマは腎臓の硬直。目尻の下のプチプチは腎結石の疑い。
眼の下を押すと痛みのある人は精神的なストレスがかかっている。
- 耳=腎臓
耳およびその周囲は全身の状態が反映されます。
耳たぶを軽く引っ張った時に痛みを感じる場合は腎の不調が考えられます。
このように、「顔を観察する」ことで、「経絡の状態を把握する」ことができます。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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