早食い→背部痛→出っ歯、不妊の原因⁈
ご飯は何回噛めばいいのか
→健康を極めるなら「40~50回咀嚼」して
30代女性 主訴 背部痛
慢性的に背中の同じ部分が痛むとういので、場所を示しました。
TSUBO Net 脾兪より: 胃腸症状に関連するツボ
手で軽く触れると、脾兪穴に硬いしこりのようなものがあるのがわかります。
→鍼治療によりしこりを取り去ると背中の痛みは消失する
咀嚼10回程度が背部痛の原因かも⁈
患者さんに「ご飯は何回くらい咀嚼するのか」と聞いたところ
「10回程度噛む」とのことした。
食事の不十分な咀嚼→胃腸への負担→背部痛
今回の症例では上記のようになっている可能性があります。
再発防止のために
食事時間を十分に確保して
食事時の咀嚼回数を40回以上へ増やすように提案しました。
恥骨が前に出っ張る、ふちを押すと異常に硬く痛む
早食いを続けると、恥骨の淵が硬く緊張してくる。
咀嚼不足が続くと胃腸に負担がかかるため胃腸が下降します。
いわゆる胃下垂の状態になります。
女性は骨盤が開きます。
内臓が固く強張り、腰も緊張し腰痛の原因になることもあります。
男性は睾丸の動きが硬くなります。
男女ともに、「早食いが不妊症の原因」になることもあるのです。
出っ歯になる可能性あり⁈
なんと、食事仕方も顔に現れます。
早食いを続けていると、出っ歯になってしまう可能性がでてきます。
これでは、美容上もよくないですよね。
天城流標治法HPより:出っ歯の図(鼻の下が流線形になる)
正常
40~50回、しっかり噛んで食べましょう
咀嚼は食べ物を砕くと同時に唾液に含まれる消化酵素を混ぜ、
胃腸が消化吸収するのを助ける大切な動作です。
食事時間を十分にとり
「しっかりと噛みしめて食べることは美容と健康につながる」という話でした。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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