不妊症鍼灸治療のカルテ:2403 就寝時間は午前2:00です。
深夜2:00寝て、正午12:00に起きている。
→睡眠の乱れは女性ホルモンのバランスを乱す可能性がある。
胚移植を考える前に生活習慣を整えてほしい。
- 症例:二人目の妊娠を希望
胚移植をしたいので、身体の状態を整えたいとのこと。
- 症状
子宮筋腫
→慢性的に下半身の冷えが強い可能性あり
慢性的な鼻水
→東洋医学的には鼻は生殖器に関連します。
鼻炎症状はないほうがよい。
疲れやすい、寝起きが悪い、いつも眠い
→生活習慣を見直すことができれば、改善する可能性あり。
夜間尿がある
→下半身の冷え
- 身体の状態
耳の動きが悪い
→耳の動きはリンパの流れのバロメータです。
リンパの流れが良いほうが妊娠しやすい。
足首の動きが悪い
→足首の動きは股関節および卵巣機能のバロメータ。
鼠径部の圧痛
→生殖器への血流が低下している可能性がある。
恥骨際の圧痛
→女性は右側が特に重要。生殖器への血流低下の可能性あり。
下腹部が硬い、
→妊娠のためにも、下腹部は大腿部の内側くらい柔らかくしたほうがいい。
子宮の反応が弱い
→セックスレスのため、子宮の反応性が低い。
- 生活習慣
就寝時間:午前2:00~12:00
→まず規則正しい生活をすることが基本。
23:00に就寝 起床は遅くても、8:00にしたい。
- 夫婦生活
最近はご主人と不仲のためセックスレス
→体外受精(胚移植)であっても、夫婦生活ありのほうが妊娠を継続しやすい。
まず仲直りすることを考えてほしい。
良好な妊娠ためにも、生活習慣の見直しましょう
就寝時間がずれると起床、食事時間、入浴時間、ホルモンのバランスなどすべてが乱れます。
日々のスケジュールを考えるところから始めましょう。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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