マグネシウム不足は不妊症の原因になるかも
→マグネシウムは、男性不妊を含め不妊治療に必要なミネラルの一つです。
マグネシウムは、神経系、筋肉の収縮、骨や歯の形成などに重要な役割をになっており、
体内の酵素反応に不可欠です。
また、人体のエネルギーの源であるATPをつくるためにも重要なミネラルです。
マグネシウムと妊活について
マグネシウムは、妊娠中に必要量が増加するので、意識して摂りたいミネラルです。
マグネシウム不足は高血圧、片頭痛、PMS(月経前症候群)、足瞼の痙攣などを起こします。
特に妊娠中は、悪阻や妊娠高血圧症候群、胎児の体重増加不良などのリスクを高める可能性があります。
マグネシウムと男性不妊
男性不妊では、マグネシウムの欠乏が関係している可能性があります。
マグネシウムは、精液中に多く含まれており、精子の形成や運動性に影響を与えます。
不妊症の男性は、特に慢性前立腺炎や前立腺感染症を患っている場合、マグネシウムの濃度が非常に低くなります。
マグネシウム必要量
マグネシウムは1日400~800mg必要です。
お腹が緩くならない最大量を飲むのがよいでしょう。
マグネシウムの取り方の例
マグネシウム 100mg 朝夕2錠づつ
*お腹が緩くなるようなら減量すること。
マグネシウムの種類
*下剤として使われる酸化マグネシウムは人体に吸収されにくいので使えません。
マグネシウムは皮膚からも吸収される
軟便になるなどマグネシウムを口から摂取することが難しい人は
マグネシウムを皮膚に塗りこんだり、入浴したりする方法もあります。
マグネシウムオイルを塗りこむなど
マグネシウムは、体内の健康を維持するために重要な役割を果たしています。
男性不妊を含め不妊治療をされている方にはぜひ使ってみてください。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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