不妊症の臨床:まず小麦製品を控えましょう
日本人にはグルテン過敏症の方が多いです。
当院でも
簡易的な検査(筋肉反射テスト)で10人中5人以上が当てはまることが分かりました。
グルテンとは小麦やライ麦などの穀物の胚乳から生成されるたんぱく質の一種です。
このグルテンを含むものを摂取することで以下のような症状がでることがあります。
・胃腸症状 (便秘、下痢、腹痛、吐き気など)
・倦怠感、疲労感
・頭痛、片頭痛
・皮膚炎
・喘息
・集中力の低下
・めまい
・関節の痛み
など
問題なのは自分にとってグルテンがあわないということに気づいていないということ。
そして、グルテン過敏症は不妊症、不育症の原因にもなります❗
さらに、グルテンが合わないと思われる人は牛乳製品は控えたほうがいいでしょう。
簡単なグルテン過敏症の確認方法
小麦製品を2週間できる限り摂取しないようにしてください。
その後 それらの製品を多めにとってみます。
するとだるさ、花粉症の悪化など不快な症状が再現しやすいのです。
先日 オーストラリアで育った方が来院されました。
その方もグルテン過敏症だと言っていましたが、母国ではグルテン過敏症の人口が多くグルテンフリーの商品がたくさんあると言っていました。
日本ではグルテンへの認識はかなり遅れているようです。
何となく調子が悪いと思っているヒトはグルテン過敏症を疑ってみてください。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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