鍼灸治療のカルテ 美顔(難聴)2404:「顔のくすみ」が気になります
顔の中心部分が黒ずんでいる
→リンパの流れが滞っている可能性がある
主訴 左耳が聴こえなくなった(突発性難聴)
難聴、耳のつまり、耳鳴りのために来院。
→腎の働きの低下、リンパの流れの滞り、
耳周囲(側頭部、顎関節付近)の緊張により耳症状がでることがある。
その他の症状
顔の中心付近と眼の周りに黒ずんでいる(皮膚の内側が黒い)
→1 リンパの流れが滞るとくすみやすい
2 腎(腎臓)が働きが悪いと顔が黒くなったり、眼のクマがでやすくなる。
耳を上下左右に引っ張ると痛み動きがよくない。
→身体のリンパの流れが良くないサイン
前頭部の頭皮が硬く動きにくい
→眼の疲れ、頭にストレスが溜まっている
下顎の緊張が強い
→腎の機能が低下しており、下腹部に気がたりていない(冷えている)
生理痛が強い
→腎の機能が低下している。
腎の働きがよくないと冷えが目立つようになり、生理痛がひどくなることが多い。
セルフケア
イ: 下半身を冷やさないこと
→長めの靴下をはくなど足首を保護する服装を心がける。
入浴は湯船に浸かる。
ロ: ストレスを軽減する
仕事過多の場合は仕事量を減らす。
十分な睡眠時間を確保する。
ハ:マスクはなるべく外す。
マスクの使用で耳へ負担がかかることがあります。
まとめ
冷えが改善されリンパの流れが整うと「顔のくすみ(黒ずみ)」はなくなり顔に艶がでてきます。
数回の治療で良い反応(耳症状の改善)が見られ、顔に艶がでてきました。
「顔のくすみ」の消失には少し時間がかかります。
数か月の治療で、顔面のくすみが軽減し、主訴である耳症状(難聴、耳鳴り、閉塞感)も改善に向かっています。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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