顔を見れば病気がわかる(夏編)眉間は赤くないですか?
東洋医学では暑さも病気の原因の一つとして考えます。
夏の厚さがもたらす熱は循環器系に影響します。
動悸、息切れ、ほてり、のぼせなどの症状につながります。
発汗で身体の水分を消耗するので、
熱中症や脱水症が起きやすくなるのもこの時期です。
我が国の夏は高温多湿なため湿邪の影響をうけ
倦怠感や食欲不振、四肢の痛めやすくなります。
さらに、エアコンで冷えすぎた部屋に長時間いることで身体が冷えきり
自律神経のバランスが乱れやすくなります。
夏は「心臓」「小腸」と関係が深い
この時期の身体は汗をかくことで体温の調節をしています。
発汗により血液中の水分やミネラル分が外に出てしまうため
血液はドロドロの状態になり流れにくい状態になります。
それが、心臓に負担をかけ動悸、息切れ、動脈硬化、心筋梗塞の原因になります。
小腸は栄養や水分の吸収に関連しています。
小腸は心つながっているため、暑さは小腸の機能に影響します。
そのため栄養不足や便が緩くなったりするのです
時に血尿になったりします。
心臓の健康状態は顔色に反映される
暑さは顔色や肌の状態に影響を与えます。
暑さで血流が増えているときは顔色は紅潮し、毛穴が開いて肌のきめも悪くなります。
血流が悪くなっているときは青白くなり、肌のつやも悪くなります。
たまはりきゅう院 田巻和洋
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